【とっておきの椅子選び】デザインも座り心地も諦めない。インテリアに馴染む「ワークチェア」見つけました

ここ数年で急速に広まった在宅ワークというスタイル。自宅で仕事をする機会が増え、暮らしと仕事の距離がぐんと近くなった、という人も多いのではないでしょうか。

当店のスタッフも3年ほど前からリモートワークがメインに。その中で聞こえてきたのが “椅子” に関する悩みです。

「オフィスチェアは座り心地はよいけれど、自宅には大きすぎるしインテリアに馴染まない」「ダイニングチェアで仕事をしていると体が痛くなってくる」などなど。暮らしと仕事、両方にちょうどいい椅子を見つけるのは、なかなか難しいようです。

そんな時に知ったのが、オフィス家具メーカーのイトーキによるワークチェア、「バーテブラ03」。おしゃれな見た目だけでなく、人間工学に裏付けされた快適な座り心地と聞けば、暮らしにも仕事にもフィットするかも、と期待がふくらみます。

今回、当店のスタッフがこの椅子を自宅で使ってみることに。自分の仕事スペースに合わせて、脚のタイプや張り地などのカスタマイズもしてみました。暮らしや気持ちにどんな変化が生まれたのか、詳しくレポートします。

映像コンテンツチームのスタッフ中村は在宅ワークになってから、ダイニングテーブルで仕事をしていたといいます。

中村：
「リビングダイニングが家の中で一番好きな空間。好きなものを目にしながら仕事をしたいと思い、ここを定位置にしました。 ただ、ダイニングチェアに長時間座っていると、だんだん体が疲れてくるのが悩み。時間が経つにつれて腰が痛くなってくるので、何度も立ち上がったり、時々ソファに移動したりしていたんです」

そんな中村がバーテブラ03でチョイスしたのは、4本脚タイプ。

中村：
「まず印象的だったのが座面の柔らかさ。背もたれも体を包み込んでくれるような感じで、長時間座っていても腰やお尻が痛くなりませんでした。

背面や座面が体にフィットするので、座っていても猫背になりづらく、いい姿勢をキープできる気がします」

体へのフィット感を高めているのは、背面と座面のなめらかな動き。座る人の体の動きに合わせて自然と動き、どんな姿勢でも身体に優しくフィットするため、ストレスなく座ることができます。

中村：
「動画編集などをしていてちょっと疲れた時、背面にもたれかかると気持ちよく腰のストレッチができます。私が選んだのは座面が回転するタイプなのですが、これだと椅子を引かなくても立ち上がったり座ったりしやすいんです。
この椅子を使うようになってから、仕事中に疲れることが減りましたね。長い間座っていても腰が痛くならないので、椅子の存在を忘れて仕事に集中できるようになりました。

夫も座面の柔らかさやスライド機能が気に入って、よく座っています」

ダイニングの家具にもなじんで、もっと好きな空間に

バーテブラ03のもう一つの魅力は、座面や背面、ボディなどの色を選んで自分だけの一脚が作れることです。4種のボディカラーに加え、4本脚はスチール製だけでなく木製の脚が選べるのも嬉しいポイント。座面や背面のファブリックは全28種類用意され、組み合わせパターンは3,000以上にもなります。

中村：
「ダイニングテーブルの色味に合わせて、脚や肘の部分は濃いめの色の木タイプを選びました。背面や座面の張り地は、他の2脚のダイニングチェアがグレーなので、それとのバランスを考えて白っぽい色味に。
ウェブサイトのカラーシミュレーターを使って選んだので、実際の色味はどうなんだろうと気になっていましたが、届いてみたらイメージ通りの色でした。張り地もボディも素材がしっかりしていて、かっこいい雰囲気です」

▲「座り心地が良いので、仕事以外の時間にもこの椅子に座っています」

中村：
「新しい家具を家に迎えるのは久しぶりだったのですが、リビングダイニングの景色が変わって新鮮な気分になりました。ワークチェアなのにオフィスっぽさが全くなく、空間によく馴染んでいるのが嬉しくて。
仕事の時だけでなく、食事やお茶の時間もこの椅子に座りたくなるほど気に入っています。

見た目と座り心地、両方を満たす椅子を見つけるのはすごく難しいと思っていたんですが、この椅子は2つとも叶えてくれた気がしますね」

商品プランナー中居の仕事場は、自宅のロフトスペース。大きめのオフィスチェアを使っていました。

中居：
「これまでは、とりあえずという感覚で仕事スペースを作っていました。使っていたオフィスチェアは、体は疲れにくいんですが、見た目は二の次で……。

一日の大半を過ごす場所なので、実用性も大事にしつつ、見る度に心が湧き立つような家具や雑貨を置きたいとずっと思っていたんです」

中居が選んだのはキャスター付きの5本脚タイプ。想像していたよりもずっと座り心地がいいことに驚いたといいます。

中居：
「見た目がかわいい分、機能面や座り心地はどうなんだろう、と心配な部分もあったのですが、実際に座ってみると想像以上に快適で、今まで味わったことのない座り心地でした。
ウェブサイトの写真で見た時は座面が硬いのかな、と思っていたんですが、実際にはお尻へのフィット感が高くて、長時間座っていても疲れにくいです」

中居：
「私は仕事中に猫背になりやすいのですが、この椅子だと足裏を自然と床につけて踏ん張ることができ、姿勢が崩れにくいなと感じました。
体の動きに合わせて背もたれが後ろに傾いたり座面が前にスライドするので、楽に体を預けられるのもいいなあと思います」

▲「キャスターの滑りがとてもよく、椅子を動かす際にラグを巻き込んだりする心配がないのも嬉しいです」

ワクワクしながら色やデザインを選びました

▲ウェブサイト内にあるカラーシミュレーターで背面や座面、ボディの色の組み合わせを見ることができる。

中居もウェブサイトでシミュレーションしながら自分だけの一脚をカスタマイズ。選んだ色は、ブルーとグレーの組み合わせです。

中居：
「家の中のほかの家具にも青やグレーを使ったものがいくつかあるので、そこに馴染ませたかったのと、きれいな色の張り地がたくさん用意されているので、空間の差し色にしてみたいと思ってブルーを入れてみました。
いろいろな色を選んでシミュレーションできるのも楽しくて。ワクワクしながら張り地やボディの色を選びました」

中居：
「実際に置いてみて、椅子ひとつでこんなに空間の印象が変わるんだ！と実感しています。ブルーの色がアクセントになっているし、周りの家具との相性もいいんです。
見るたびに気分が上がるので、仕事にも気持ちよく取り組めています。素敵だと思える椅子を置いたのでその周りも自然と整えたくなってきて、まずはラグを新調しようかと検討中です」

▲「温かみのある生地の風合いが素敵。ステッチの色もかわいいです」と中居。右肘の先端についているダイヤルを回すことで、座ったまま座面の高さを調整できる（5本脚タイプのみ）。

中居：
「数年前から暮らしの場に仕事が入ってきて、オンとオフの切り替えが上手にできないことが悩みでした。
でも今回、この椅子を置くことで仕事スペースがインテリアとしても素敵だと思えるようになったことが嬉しくて。オンとオフを無理して切り替えなくてもいいかも、と思うようになりました。

暮らしも仕事も、どちらも自分らしく、心地よくできたらいいという意識に変わったのかもしれません」

最後にお届けするのは、以前からバーテブラ03を使用していたというデザイナー野村の声。最初に心惹かれたのは、何といってもその素敵な見た目だったそうです。

野村：
「ワークチェアを買おうと思ってネットで色々調べてみたのですが、バーテブラ03のデザインが一番自分の好みに合うなと思いました。 とはいえ座り心地も気になるので、展示している店舗へ。実際に座ってみるとすごく快適で、もうこれしかない！と決断。将来、仕事用の椅子として使わなくなってもダイニングチェアとして使おうと思えたことも決め手でした。

我が家に来て数ヶ月、見た目に毎日キュンとしています」

椅子を一脚変えたことによって、インテリアはもちろんのこと、毎日の気持ちまで変わってくる。スタッフの感想から、そんなことが伝わってきました。

3人に共通していたのは、見た目と座り心地、両方に満足していたということ。暮らしと仕事が混ざり合うようになってきた今、どちらも諦めなくていいのは大きな魅力です。

1日の大半を共に過ごす家具だからこそ、椅子を変えることによる変化は想像以上に大きそう。心から好きと思える “自分だけの一脚” を迎え入れたら、仕事も暮らしも、もっと心地よくなるのかもしれません。

※座り心地の感じ方には、個人差があります。