テレワークで腰が痛くなる人が増加中?おすすめの対策を紹介

公開日:2023.03.14 更新日:2023.03.14

テレワークで腰が痛くなる人が増加中?おすすめの対策を紹介テレワークで腰が痛くなる人が増加中?おすすめの対策を紹介

仕事、食事、読書の時など、一日のうちで椅子に座って作業をすることが多い中、椅子に座るときの姿勢を意識したことはありますか。
最近の研究で、悪い姿勢で長い時間座り続けていると、体の不調や腰の痛みを引き起こす可能性があることが明らかになってきました。
そこで、正しい椅子の座り方を知ることが大切です。
そして、特に長い時間椅子に座っている仕事中、体に負担をかけないように心がけましょう。
正しい椅子の座り方と、体の負担を軽減してくれるおススメの椅子をご紹介します

座ることによる不調

座ることにはどんな不調があるのでしょうか。
座ることについての最近の研究結果や問題点をまとめてみました。

日本の座位時間は「世界最長」!しかも睡眠時間より長い

シドニー大学などオーストラリアの研究機関の調査で、日本人の成人が座っている時間は世界20か国中、最も長く「1日約7時間」ということが分かりました。
これは、一般的な睡眠時間よりも長いということになります。

出典:厚生労働省 座位行動

出典:スポーツ庁 日本人の座位時間は世界最長「7」時間!座りすぎが健康リスクを高める あなたは大丈夫?その対策とは・・・

そもそも人間は座ることに向いていない

人間の体はそもそも立っているときが正しい姿勢となる構造で、座る姿勢は体に負担になると言われています。
正しい姿勢を特に意識せずに座ると、すぐに背骨がまるく曲がってしまい背中の筋肉に負担を与えてしまい腰の痛みを引き起こす可能性があります。
また、正しくない姿勢は、体調不良の原因にもつながると言われています。

コロナ禍以降、リモートワークの導入で自宅でパソコンの前に座りっぱなしになる機会が多くなりました。
自宅のリモートワークでは、職場と違って、仕事しやすい机や椅子が必ず整っているわけではありません。
合わない椅子に長時間座り続けることで、さらに体に負担をかけている場合もあります。

出典:実は重労働「デスクワーク」疲れを楽にするコツ

具体的な座ることでのリスクは?

ふくらはぎは「第2の心臓」と言われるように、ふくらはぎの筋肉の収縮によって血流のポンプ機能が働きます。
しかし、長時間座り続けていると、全身の筋肉の70%を占める下半身の筋肉が動かないため、血流や筋肉の代謝が低下してしまうのです。
その結果、足のむくみや冷え、さらには心臓への負担が増え、心筋梗塞、脳血管疾患、肥満、糖尿病、がんのほか、腰を痛めるといったトラブルにつながる危険性があると言われています。
さらに高齢者においては座ったままで動かないことが原因となり、認知機能やメンタルヘルスへの影響があるとも言われているのです。
2011年、WHOは「座りすぎることが、世界で年間200万人の死因になる」という声明を発表しています。
WHOの発表では、喫煙は世界で500万人以上、飲酒は300万人以上の死因と考えられていることから、今や「座りすぎ」も喫煙や飲酒と同じように健康を脅かす問題の一つととらえられるようになってきました。

出典:スポーツ庁 日本人の座位時間は世界最長「7」時間!座りすぎが健康リスクを高める あなたは大丈夫?その対策とは・・・

座るリスクの軽減対策を考える

テレワーク不調を起こさない対策とはテレワーク不調を起こさない対策とは

座ることのリスクは、今や世界レベルで問題となっています。
この問題を少しでも解決できるよう、座るリスクの軽減対策をまとめてみました。

正しいオフィスチェアの座り方

正しくない座り方は、腰が痛くなる原因につながると言われています。
疲れない正しい座り方は以下の通りです。
意識して習慣づけていきましょう

  • イスに深く腰掛ける(浅く腰掛けると背筋が曲がって腰に負担がかかるため)
  • 座ったまま足が地面に90度となるようにする座骨を立てて座る
  • あごを引いて背筋を伸ばす(頭頂部から糸で引っ張られているつもりで背筋を伸ばす)

座ることを取り巻く世の中の流れ

「座りすぎ」については、2000年ごろから欧米諸国で問題視されるようになり、国家をあげて対策に取り組んでいるところです。
日本でも厚生労働省が「日常生活で無理のない範囲で座りすぎを避けることを心がけましょう」と呼びかけています。
それを受けて、職場全体で取り組みを行う企業も増えています。

また、厚生労働省も、座ることのリスクや対策を呼びかけ続けるとともに、今後、仕事をするときに体の負担になりにくい椅子や机の改善例などの手引きも作成する方針です。

ITOKI製の座るリスクを軽減させるおすすめ4選

アクトチェア

アクトチェア」

アクトチェアは、ワークパフォーマンスを高めるための理想の座り心地を追求した椅子です。
作業に集中する時も、リフレッシュする時も、座る姿勢や身体の動きにフレキシブルに順応し、快適にサポート。


おしりをすっぽりと包み込むようなバケットタイプのシート形状が下半身をしっかり安定します。
ランバーサポートは、S字カーブを描く理想的な姿勢をサポートし、腰の負担を減らします。
肩から背中にかけては、背のサイド部分が柔軟なため、身体を動かしたときのストレスが軽減されます。

アクトチェア
価格 72,000円(税込)~
アクトチェアの詳細はこちら

ミレッザチェア

ミレッザチェア

さまざまな空間に調和する美しいデザイン。
メッシュチェアの心地よさをさらに高めたラインナップ。
座る人の体重に合わせて、無操作でロッキングが調節されるオートマチックテンションロッキングを採用し、体重に関係なく最適な座り心地を可能にしました。

また、腰付近のメッシュのテンションを強くして腰を支えるため、直接体を支えることなく適度なサポート感を実現しています。
長時間のキーボードやマウス操作は首や肩、腕に大きな負担をかけますが、腕をしっかり支えるアジャスタブル肘タイプで疲労を緩和することができます。

ミレッザチェア
価格 67,900円(税込)~
ミレッザチェアの詳細はこちら

エフチェア

エフチェア

エフチェアは、オフィスでの動作をスムーズにしたいと考え、上半身、特に肩まわりに着目しました。
負担のかかる背中と腰はしっかり支えながら、自由な動きと疲れにくく快適な座り心地を実現しました。

さらに、背の上部は上に向かって細くなっていく形状で肩が自由に動かせるので、ストレッチなどもしやすく、肩まわりが快適です。

エフチェア
価格 63,700円(税込)~
エフチェアの詳細はこちら

nona(ノナチェア)

nona(ノナチェア)

エフチェアは、オフィスでの動作をスムーズにしたいと考え、上半身、特に肩まわりに着目しました。
負担のかかる背中と腰はしっかり支えながら、自由な動きと疲れにくく快適な座り心地を実現しました。

さらに、背の上部は上に向かって細くなっていく形状で肩が自由に動かせるので、ストレッチなどもしやすく、肩まわりが快適です。

nona(ノナチェア)
価格 54,100円(税込)~
nona(ノナチェア)の詳細はこちら

まとめ

テレワークの導入が生産性・効率性の向上につながった事例は多いものの、一方で肩こりや腰の痛みといった心身の不調に悩む方も少ないでしょう。
特に長時間自宅で作業する方はテレワーク不調になりがちなので、利用しているデスクや椅子を見直して、仕事環境を整えることをおすすめします。


最後にご紹介したゲーミングチェアを取り入れれば、作業環境を快適にできますので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。