在宅勤務をおしゃれな空間に　椅子から始める女子テレワーク改造計画

公開日:2023.1.16 更新日:2023.12.19

新型コロナ対策で進んだことの一つに「在宅勤務」があげられます。急にテレワークが導入されたので、あわただしくパソコンと通信回線だけ整えた環境に「職場ほど集中できない」「腰が痛いなど体の不調を感じた」と感じる方もいう方も多く見られます。在宅勤務は今後も減ることがないと予想されていますので、体調管理や仕事に対するモチベーションの維持などを考慮してテレワーク環境を見直してみてはいかがでしょうか。
テレワークで自宅環境を整えたいというニーズが高まる中、機能に加えてデザインも重視したオススメのオフィスチェアが増えています。一度にすべての環境を変えることはできませんが、まずはお気に入りの椅子をみつけることからはじめてみましょう。

テレワークの質は椅子で決まる？

新型コロナ感染拡大で増えた「在宅勤務」。実際、テレワークはどのくらい増えてきたのでしょうか。

実際テレワークはどれくらい増えた？

コロナ前の2019年12月の時点でテレワーク実施率は10.3%と低く、パンデミック直後の2020年5月には27.7%と一気に上昇しました。その後、2021年10月現在では32.3%と、コロナ前の3倍以上を推移しています。実際テレワークを導入して利点に気づいた企業も多いようです。
感染が落ち着いている時期も引き続き一部テレワークを取り入れている企業も少なくありません。今後もテレワークという働き方は定着していくとみられます。

出典：内閣府「第４回 新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査

多くの人はテレワーク環境が整っていない

株式会社HQが実施した「リモートワーク環境の実態に関する調査」によると、実際に在宅勤務を始めたところ「全体の6割以上が改善を要する就労環境」と回答。さらに「約4割は、健康や生産性に甚大なる悪影響を及ぼす深刻な環境」としています。

「仕事の生産性を損なう環境で業務を継続」していることも明らかになり、このような環境下で長時間仕事をすることで、知らず知らずのうちに健康を損なうリスクが高まっているといったことが分かりました。

出典：「リモートワーク環境の実態に関する調査」

テレワークして初めて気づくこと

テレワークを始めてから気づいた問題点にはどのようなものがあるのでしょうか。実際、テレワークをスタートしてから思いもよらなかった悩みが明らかになったことをまとめてみました。

腰が痛いなどの体調不良

テレワークで不調を感じている人は約3割で、不調の理由のベスト3は、肩こり、精神的なストレス、腰の痛みがあげられます。腰をひねる、不安定な状況だと腰を痛めることが起こりやすくなるため、デリケートな腰をしっかりと支えられる椅子を選ぶことが大切です。

出典：オムロンヘルスケアによるテレワークとなった働き世代へ緊急アンケート

書斎がなく、仕事に集中しづらい

女性の場合、自宅に書斎や専用の作業机がなく、自分のためのスペースを作るよりは、食卓を使ったり空いている空間を使ったりと間に合わせの環境で仕事をしている方が多いようです。このため仕事に集中しづらいといった悩みを抱える方も多いようです。

パソコンと机との高さが合っていない、会議時のカメラの位置が決まらない

自宅でテレワークスペースを設けたものの、家にある机と椅子を使っているため、パソコンと机の高さが合っておらず、やむなく前かがみで仕事をしている方も多いようです。毎日この姿勢を繰り返していると、肩こりや腰を痛めることにつながる可能性があります。

また、高さの合っていない状態でweb会議に参加すると、画面に映る自分の位置が決まらず、椅子にクッションを敷いたり、パソコンの高さを変えたりしてカメラ位置を調整しなければならず、会議のたびに準備が面倒で憂鬱な時間になってしまいます。

長く座ると蒸れる

職場と違い、自宅でのテレワークはほかに移動する必要がなくずっと座った状態が何時間も続きます。特に女性は月に一度の生理期間もあるため、蒸れが心配という声も多く聞かれます。

椅子選びは女性だからこそのポイントをふまえよう

プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMESの「働く女性のイス時間と悩み」調査レポートによりますと、働く女性が椅子に座っている時間は、平日で平均8.6時間という結果が出ています。なんと、座っている時間は睡眠時間より長いという方の方が多いのです。寝具にこだわる人はいても「座る環境」を考えて整えている人は圧倒的に少ないとみられますが、長時間過ごす場所の「椅子」を今一度考えてみてはいかがでしょうか。今は、機能性だけでなくデザイン性にも優れた椅子も多いので、自宅の仕事環境がぐっとおしゃれになることも。椅子選びの参考になるようポイントをまとめてみました。

出典：PR TIMES「年122日も座ったまま!? 睡眠時間レベルの「イス時間」｜働く女性の「イス時間」 1日平均8.6時間の結果」

リクライニング角度の広さ

テレワークの時間は、ずっと座っているとはいえ、書類作成のため手書き入力、パソコンでの入力、電話対応、近くの書類をとったりと様々な動きをします。最近のオフィスチェアは、それらの動きに対応した機能が充実しています。くるぶしを支点に背と座の角度が連動して傾き、背の最後傾角度は20°まで可能なものや、ロッキングの角度をお好みの場所で固定できるストッパーのついたものもありますから、一人一人の姿勢を調整する設定ができるのです。

背もたれの大きさ

大きな背もたれの椅子は上半身全体をしっかりと支え、長時間の作業でも疲れにくいのが特徴です。また、快適な座り心地を持続するためにデザインが曲面になっているものもあり、より体になじみやすくなっています。背面、座面とも交換可能の商品もあり、お気に入りのチェアを長く使うことができる配慮もありがたいですね。

ヘッドレスト

オフィスチェアにはオプションでヘッドレストをつけることができます。ヘッドレストは、頭にかかる重みを分散して首周りの負担を軽減する効果が期待できます。

座面のクッションが厚い

オフィスチェアの座面部分は、快適さを保つために平らではありません。
座面部分に傾斜をつけたりクッションを厚めにしたりして、座り心地がよくなるように工夫されています。
また厚みにも微妙な変化をつけて、体の形状や姿勢などの変化に柔軟に対応することで体にになじみやすく座り心地の良いものが体への負担も少なくなります。

在宅勤務で大事なツールは？

睡眠時間より長く座っている事から考えても テレワークを進める中で、椅子選びはとても重要です。体の負担の軽減、座り心地など健康の観点から考えてご自身の環境にあった椅子を選びたいですね。

ローテーブルにパソコンで体調不良者続出

新型コロナの流行で急に在宅勤務が始まった方は、職場から慌ててパソコンを持ち帰りスタートさせた方も多くみられます。テレワークの場所も空いている場所を使うといった感覚で設定し、中にはローテーブルにクッションを置いて一日中仕事している人もいるようです。そうなると、姿勢が悪くなり腰や肩への負担も大きくなる上、立ち上がるたびに膝にも負担がかかります。体が悲鳴を上げる前に環境を見直してみてはいかがでしょうか。食卓にオフィスチェアを導入するだけでも腰やひざの負担は軽減するでしょう。

出典：株式会社リクルート住まいカンパニー「新型コロナ禍を受けたテレワーク×住まいの意識・実態」調査

ダイニングテーブルを使っている

テレワークでダイニングテーブルを使う時もありますよね。椅子ダイニングテーブルは、高さや背面は固定されているので、屈む形になり首や肩に負担がかかります。また、ダイニングチェアは、肘当てやリクライニング機能などもありません。一日中この椅子を使って仕事をすると体への負担が蓄積されて腰を痛めることや肩こりが心配です。仕事で食卓を使う時のためにオフィスチェアを導入してみてはいかがでしょうか。体への負担軽減だけでなく椅子を変えることで気分も「仕事モード」に切り替わり仕事の効率もアップするかもしれません。

ITOKIでは皆さんの食卓に合った多彩なデザイン、機能、色の中から最適なものがお選びいただけます。

部屋の片隅にスペースが取れるなら、テレワークスペースを作ってみては?

「食卓では仕事モードにならない」「家の中にワークスペースが欲しい」といった方は、 リビングにいながら集中できる空間が作ることができ、ON(仕事)とOFF(生活)の切り替えがしやすい「ONOFF（オノフ）」がオススメです。折り畳み式の机とパーテーションが一体となっていて、広げた場所があなたのワークスペースとなります。パーテーションは座ったとき目線をさえぎる高さで、背筋を伸ばせば家族や部屋の様子に目を配ることもできます。

「ONOFF（オノフ）」はコチラから

ペットがいる人の悩み

ペットを飼っている人の中には「オフィスチェアのキャスターでペットを轢いてしまいそうで買うのを躊躇している」と悩む人もいます。そういった方には、キャスターのついていない椅子がオススメ。イトーキの「vertebra03」には、キャスターのないラインナップがあるので安心ですね。デザインや色も多彩なので、お部屋に合ったものを選べます。

蒸れるのが心配な方はメッシュタイプの椅子がオススメ

背もたれがメッシュで、座面がクッション（ウレタン）のメッシュバックチェアは『座りやすく蒸れにくい』という点で人気です。夏を涼しく過ごすだけでなく、冬の暖房の中でも蒸れる心配がありません。また、女性にとっては生理中など憂鬱な時期も快適に過ごすことができそうですね。

女子力を高めたテレワーク空間づくりを演出する椅子

在宅でのテレワークは、日ごろ慣れた家でリラックスして仕事ができる反面、生活に変化がなく短調に感じるかもしれません。そんな中、仕事の時間だけ使う椅子にこだわるなど、自宅のテレワーク空間を自分なりに演出してみることで仕事の時間がより楽しくなり充実したものになるでしょう。ご自身のお部屋のインテリアの一つといった椅子選びもおススメです。

ドラマの世界を演出して女優気分でテレワークを

ドラマに出てくるおしゃれなオフィス、あこがれますよね。綾野剛さんや反町隆さんらが出演していたドラマ「オールドルーキー」でおしゃれな空間を演出し、芳根京子さんや綾野さんが座っていたのはITOKIの「アクトチェア ハイポジションタイプ」の白い椅子です。ドラマで使っていた椅子に座って女優気分を味わってみませんか。

「アクトチェア」はコチラから

部屋にあるだけでテンションが上がりそうな文具女子好みの椅子

イトーキのオフィスチェアは、オフィスをかわいくコーディネートする文具女子に喜んでいただけるデザイン、色など多くのバリエーションがあります。お部屋に合った椅子を見つけて、テンション上げて仕事をしませんか。

進化し続けるイトーキの椅子

イトーキのチェアは、130年を超える歴史の中で培ってきた技術と信頼のもと、環境、座る人の体の仕組みなど、あらゆる面を配慮しながら常に開発を続け、快適な空間を提供することを心がけています。高性能でありながら、大幅な部品点数の削減にも力を注ぎ、より安全で丈夫なチェアをお届けするための努力は惜しみません。

椅子でも女性らしさを演出！ITOKIのおすすめチェア

女性らしさを演出し、気分を高めて仕事の効率を上げるために一役買うイトーキのオフィスチェアのおすすめラインナップをご紹介します。気になることがあれば遠慮なくお問い合わせフォームからご質問ください。

バーテブラ03

vertebra03（バーテブラ03）はカスタマイズ性が高く、オフィスユースからリビングユースまでシーンやライフスタイルに合わせて選べるワークチェアです。正しい着座姿勢をサポートしてくれる座のスライド機能により、前傾、直立、後傾、ストレッチなどあらゆる姿勢で作業を行えるでしょう。また、座面の回転機構が備わっており、座ったまま身体の向きを自在に変えられるため、快適な立ち座りができます。コンパクトな設計で、空間のコーディネートがしやすい点も魅力です。

バーテブラ03の詳細はこちら

クロスフォーカスコンパクト

「しごともあそびも、スタイルも」のクロスフォーカスチェアに、コンパクトモデルが加わりました。
小柄な方やお子様に最適なサイズです。
クロスフォーカスチェアのグレイ×ブラウンとチャコールグレーの２機種と同じファブリックカラーの組み合わせと、ファブリックとPVCレザーを組み合わせた３機種の８つのカラーバリエーション。
コンパクトモデルながらクロスフォーカスチェアと同様の機能を備えます。

クロスフォーカスチェアの詳細はこちら

ボニートチェア

ボニートチェアはシンプルな見た目ながら、長時間のデスクワークでも疲れにくいボリューム感と座り心地を実現した椅子です。背もたれは腰部にフィットする形状と広めの幅で姿勢を安定させてくれます。また、カラーバリエーションも豊富でダイニングのインテリアに馴染むものをみつけられるでしょう。

ボニートチェアの詳細はこちら

セレーオチェア

どのように座ってもチェアが自ら最適な座り心地に自動で調整するおもてなしオフィスチェアです。
カラーバリエーションが豊富！大人びたチェア体験は「セレーオ」で。

セレーオチェアの詳細はこちら

ノナチェア

ノナチェアの背もたれは長時間の作業でも疲れにくく、快適な座り心地を持続するために曲面デザインになっています。また、大型の背面が体をしっかりと支えてくれるので理想的な作業姿勢を保ちやすいでしょう。ほかにも、目の疲れや体の疲労感を軽減するためにデュアルモーションロッキングを採用しています。

nona（ノナチェア）の詳細はこちら

サリダYL2

コンパクトサイズで型崩れしにくいクッションなどを搭載したコストパフォーマンスの高いオフィスチェアです。

サリダYL2の詳細はこちら

サリダ　ワントーンチェア

イトーキのサリダワントーンチェアは、座面からキャスターまでのすべてのパーツを同じ色で揃えた、シンプルかつスタイリッシュなオフィスチェア。優しい色合いでプライベートルームにも違和感なく馴染むデザインです。

背もたれのロッキング機能は、反発の強度を自由に調整できます。また座面の素材はモールドウレタンを使用しているため、へたりにくく座り心地も快適。肘掛けが取り外し可能なのも便利です。

2万円台の低価格帯ですが、デザイン性・コストパフォーマンスの2要素を押さえた優秀なオフィスチェアとなっています。価格をできるだけ抑えつつ、良質なものが欲しいという方におすすめです。

サリダ　ワントーンチェアの詳細はこちら