長時間座っても疲れにくいダイニングチェアの選び方とは? 自分に合った椅子で快適な空間を作ろう
公開日:2023.5.18 更新日:2023.12.19
リモートワークの普及により、ダイニングで仕事をしている人も多いのではないでしょうか。食事の間だけ座ることを想定して用意した椅子では、長時間座っていると「腰が痛い」「疲れやすい」といった不調を感じることがあります。
本記事では、長時間座っても疲れにくいダイニングチェアの選び方について解説していきます。今使っているダイニングチェアが自分に合っていないと感じている方は、ぜひ参考にしてください。
なぜダイニングチェアに座ると疲れるのか
ダイニングで仕事をしている人のなかには「オフィスで働いているときよりも疲れやすくなった」「腰が痛くなった」と感じる人もいるでしょう。椅子に座っている時間は同じなのに、オフィスチェアよりもダイニングチェアのほうが疲れやすく感じるのはなぜでしょうか。
ここでは、ダイニングチェアに座ると疲れる理由について解説します。
身長と椅子の高さが合っていない
自分の身長と椅子の高さが合っていないと、体に負担がかかり疲れやすくなることがあります。また、正しい姿勢を保つのが難しく、体の一部に負担が集中してしまう可能性があるのです。
座面が硬すぎる
椅子の座面が硬すぎると臀部や大腿部に荷重がかかり、疲れやすくなる傾向があります。たとえば、木製の座面などはクッション性が低く、長時間座るのに適していません。反対に座面が柔らかすぎても姿勢が不安定になり、体の一部に負担が集中して疲れやすくなることがあるため注意が必要です。
正しい姿勢を保ちづらい
オフィスチェアのなかには、正しい姿勢をサポートしてくれる機能が搭載されているものが多くあります。そのため、長時間座っていても無理なく正しい姿勢を保てるので体への負担を軽減できるのです。一方、ダイニングチェアには正しい姿勢をサポートする機能がないものも多く、姿勢が崩れることで体に負担がかかり疲れやすく感じることもあります。
ダイニングチェアの種類
自分に適したダイニングチェアを選ぶには、椅子の種類を把握しておくことが大切です。
ここでは、ダイニングチェアの種類について解説します
座面の素材
座面の素材には布地・革・木・プラスチックなどの種類があります。長時間座って作業をする場合は、クッション性の高いものが適しているため布地や革を選ぶと良いでしょう。木やプラスチックは座面が硬いので腰が痛くなったり疲れやすくなったりする可能性があります。
機能性
快適な仕事環境を整えるためには、機能性にも注目してみましょう。ダイニングチェアのなかには回転機能や昇降機能がついたものがあります。回転機能が付いた椅子は立ったり座ったりする際に椅子を引く必要がなく、座面を回すだけで座ることが可能です。椅子を引きずらないので床の傷を防ぐ効果も期待できるでしょう。
また、昇降機能は座面の高さを調節する機能のことで、座る人の身長に応じて座面高を調整できます。座面の高さを適切な位置でキープするのは、正しい姿勢を保つためにも大切なポイントです。
クッション
ダイニングチェアのクッションは、椅子によって硬さが異なります。座面が硬すぎると臀部や大腿部に負担がかかり、長時間座っていると疲れやすくなる可能性があるので注意が必要です。反対に座面が柔らかすぎても正しい姿勢をキープしづらく、体に負担がかかるおそれがあります。
アームレスト
アームレストには、両肘をかけることで腕や肩への負担を軽減する役割があります。長時間座ることが多いオフィスチェアにはアームレストが付いているものが多いですが、ダイニングチェアには付いていないものも少なくありません。ダイニングで仕事をする場合はアームレストが付いているものがおすすめです。
背もたれの大きさ
背もたれの大きさにはローバックやハイバックなどの種類があります。背もたれが低いローバックは全体的にコンパクトな椅子が多く、ダイニングに置いても圧迫感を抑えられるのが特徴です。一方、背もたれが高いハイバックは体全体を支えてくれるため、体への負担を軽減する効果が期待できます
疲れにくいダイニングチェアの選び方
ダイニングで仕事をする場合、長時間座っても疲れにくい椅子を選ぶことが大切です。
ここでは、疲れにくいダイニングチェアの選び方について解説します。
身長に適した高さの椅子を選ぶ
ダイニングチェアを選ぶときは、身長に適した高さの椅子を選びましょう。椅子の高さが高すぎたり低すぎたりすると、体に負担がかかってしまい疲れやすくなることがあります。昇降機能がついた椅子であれば、椅子の高さを自由に調整できるので便利です。
クッション性に優れた椅子を選ぶ
長時間座って作業をする場合は、椅子のクッション性もチェックしましょう。体を支えるクッション部分は硬すぎても柔らかすぎても体に負担がかかってしまうことがあるので注意が必要です。クッションは正しい姿勢を支えてくれつつ、硬すぎないものを選びましょう。
正しい姿勢をサポートしてくれる椅子を選ぶ
ダイニングチェアのなかには、正しい姿勢をサポートしてくれる機能を搭載したものもあります。椅子に長時間座っていると姿勢が悪くなってしまうこともあるため、サポート機能があると無理なく正しい姿勢を保ちやすくなるでしょう。
ダイニングチェアの正しい座り方
体への負担を軽減するには、正しい姿勢を保つことが大切です。
ここでは、ダイニングチェアの正しい座り方について解説します。
椅子に深く腰かける
椅子に座るときは、深く腰かけるようにしましょう。座面の奥におしりをつけ、骨盤の上部を背もたれにつけるのがポイントです。浅く腰かけてしまうと腰に負担がかかってしまうこともあるので注意しましょう。
両足を床につける
両足は足先からかかとまで床にしっかりとつけることが大切です。足裏の内側や外側が床から浮かないように注意しましょう。また、左右どちらかの足が浮かないようにするのもポイントです。
骨盤の上部を背もたれにつける
椅子に深く腰かけたら骨盤の上部を背もたれにつけましょう。上半身が丸まっていたり、腰が反ってしまっていたりすると体に負担がかかってしまうことがあります。椅子にランバーサポートがついている場合は、ランバーサポートに軽く寄りかかるように座りましょう。
太ももと床が水平になるよう椅子の高さを調節する
椅子の高さを調節するときは、太ももと床が水平になるようにするのがポイントです。椅子が高すぎる場合はフットレストを使って太ももと床が水平になるように調整しましょう。
おすすめのダイニングチェア5選
長時間座っても疲れにくいダイニングチェアを選ぶには、椅子のデザイン性だけでなく機能性にも注目してみてください。
最後はおすすめのダイニングチェアを5つご紹介します。
バーテブラ03
vertebra03(バーテブラ03)はカスタマイズ性が高く、オフィスユースからリビングユースまでシーンやライフスタイルに合わせて選べるワークチェアです。正しい着座姿勢をサポートしてくれる座のスライド機能により、前傾、直立、後傾、ストレッチなどあらゆる姿勢で作業を行えるでしょう。また、座面の回転機構が備わっており、座ったまま身体の向きを自在に変えられるため、快適な立ち座りができます。コンパクトな設計で、空間のコーディネートがしやすい点も魅力です。
バーテブラ03 | |||
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価格 | 66,100円(税込)~ | ||
サイズ |
4本脚回転:W560 × D515 × H810mm、座面高 455mm 5本脚:W560 × D515 × H775-890mm、座面高 425-540mm |
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材質 |
背・座:布地張り 肘:エラストマー樹脂またはオーク無垢材 脚:アルミダイキャスト塗装仕上 キャスター:ナイロン双輪キャスターまたは抵抗付ウレタン双輪キャスターまたはスチールパイプ粉体塗装仕上またはスチールパイプ粉体塗装仕上オーク無垢材カバー付 |
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機能 |
・肘と背取付部の2点を軸としたデュアル背ロッキング座スライド機構
・背のロッキング ・座る人を正しい着座位置へ誘導する3次元形状の座面 ・座面の前縁部がたわみ大腿部の圧迫を軽減 |
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キャスター | 無しまたは、ナイロン双輪キャスター または抵抗付ウレタン双輪キャスター |
ロッキング角度固定 | × |
背もたれタイプ | ローバック | ロッキングタイプ | デュアル背ロッキング座スライド |
本体重量 | 9.5~11.6kg | ランバーサポート | × |
ヘッドレスト | × | アームレスト | 固定 |
必要工具 | × | 保証期間 | 最大3年(JOIFA準拠) |
ボニートチェア
ボニートチェアはシンプルな見た目ながら、長時間のデスクワークでも疲れにくいボリューム感と座り心地を実現した椅子です。背もたれは腰部にフィットする形状と広めの幅で姿勢を安定させてくれます。また、カラーバリエーションも豊富でダイニングのインテリアに馴染むものをみつけられるでしょう。
ボニートチェア | |||
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価格 | 23,600円(税込)~ | ||
サイズ |
肘なし:W570 × D545 × H780-880mm、座面高 405-505mm ループ肘:W570 × D555 × H780-880mm、座面高 405-505mm |
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材質 |
背・座:布地張り(PV、GK)またはビニールレザー張り(DL) 背裏:ポリプロピレン樹脂または布地張り 肘:ポリプロピレン樹脂 脚:強化ナイロン樹脂(T1) |
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機能 |
・背のロッキング反発力調整 ・座面昇降 |
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キャスター | ナイロン双輪キャスター、抵抗付ウレタン双輪キャスター | ロッキング角度固定 | × |
背もたれタイプ | ローバック | ロッキングタイプ | 背ロッキング |
本体重量 | 10.7~11.4kg | ランバーサポート | × |
ヘッドレスト | × | アームレスト | 無し、ループ肘(固定) |
必要工具 | × | 保証期間 | 最大3年(JOIFA準拠) |
ノナチェア
ノナチェアの背もたれは長時間の作業でも疲れにくく、快適な座り心地を持続するために曲面デザインになっています。また、大型の背面が体をしっかりと支えてくれるので理想的な作業姿勢を保ちやすいでしょう。ほかにも、目の疲れや体の疲労感を軽減するためにデュアルモーションロッキングを採用しています。
ノナチェア | |||
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価格 | 54,100円(税込)~ | ||
サイズ |
ハイバック:W570 × D580 × H895-985mm、座面高 405-495mm |
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材質 |
背:メッシュ張り(JV) 座:布地張り(PV) 背フレーム:強化ナイロン樹脂(W9/T1) 肘当て:エラストマー樹脂+ウレタン 肘受け:強化ナイロン樹脂(W9/T1) 脚:強化ナイロン樹脂(T1) |
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機能 |
・狭いスペースでも快適なデュアルモーションロッキング ・背のロッキング角度固定(初期位置のみ) ・背のロッキング反発力調整 ・座面昇降 |
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キャスター | ナイロン双輪キャスター、抵抗付ウレタン双輪キャスター | ロッキング角度固定 | 〇(初期位置のみ) |
背もたれタイプ | ハイバック | ロッキングタイプ | デュアルモーションロッキング |
本体重量 | 10.7~12.9kg | ランバーサポート | × |
ヘッドレスト | × | アームレスト | 無し、ループ肘(固定)、アジャスタブル肘(可動肘) |
必要工具 | × | 保証期間 | 最大3年(JOIFA準拠) |
キュアチェア
キュアチェアの大きな特徴は、多面構成のメッシュバックデザインです。さまざまな姿勢に応じて3次元的に折れ曲がり、サイドから腰まわりをサポートしてくれます。軽やかなデザインもダイニングとマッチしやすく、ダイニングチェアとして取り入れやすいでしょう。
キュアチェア | |
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価格 | 46,000円~(税込) |
キュアチェアの詳細はこちら |
ミレッザチェア
ミレッザチェアはさまざまな空間に調和する美しいデザイン性を持ちつつ、メッシュチェアの心地よさも兼ね揃えた椅子です。背もたれにはサポート感を高めるため、背の左右にランバーサポートが取り付けられています。ランバーサポートは上下に動かすことができ、腰をサポートする高さを好みに合わせて調整することが可能です。
ミレッザチェア | |||
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価格 | 67,900円(税込)~ | ||
サイズ |
ローバック:W680 × D590-640 × H855-970mm、座面高 430-545mm ハイバック:W680 × D605-655 × H925-1,040mm、座面高 430-545mm エクストラハイバック:W680 × D605-655 × H1,070-1,185mm、座面高 430-545mm |
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材質 |
背・座:メッシュ張りまたは布地張り 背フレーム:強化ナイロン樹脂(T1、W9) 肘当て:エラストマー樹脂+ウレタン 肘受け:強化ナイロン樹脂 脚:強化ナイロン樹脂(T1、W9) ショルダーレスト:布地張り(PV) ショルダーレストフレーム:強化ナイロン樹脂(T1、W9) |
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機能 |
・操作レスでロッキングの反力が調節されるオートマチックテンションロッキング 上下前後角度調整ができ、8段階の高さ調整可能なアジャスタブル肘 ・3段階の背もたれ角度調整 ・背のロッキング反発力調整 ・座面昇降 ・座面の奥行調整 ・座面の張地を交換可能(オプション) |
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キャスター | ナイロン双輪キャスター、抵抗付ウレタン双輪キャスター | ロッキング角度固定 | 〇(ロッキングレンジ調節機能付タイプのみ) |
背もたれタイプ | ローバック、ハイバック、エクストラハイバック | ロッキングタイプ | オートマチックテンションロッキング |
本体重量 | 13.7~15.8kg | ランバーサポート | 〇 |
ヘッドレスト | 〇(エクストラハイバックのみ) | アームレスト | 無し、ループ肘(固定)、アジャスタブル肘(4D可動肘) |
必要工具 | × | 保証期間 | 最大3年(JOIFA準拠) |
まとめ
長時間座っても疲れにくいダイニングチェアを選ぶには、デザイン性だけでなく機能性にも注目することが大切です。長時間座っていると姿勢が崩れ、体に負担がかかってしまうことがあります。正しい姿勢をサポートしてくれる機能が搭載されていると、無理なく正しい姿勢を保てるので体への負担を軽減する効果が期待できるでしょう。テレワークに向けて新しいダイニングチェアの購入を検討されているかたは、ぜひ参考にしてください。